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「特殊身分」
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2014.04.06 Sunday 21:44いよいよ来週は金像奬。「観てないものは批判しない」という心得にしたがって、敵を観ておかなくては……ということで、ドニー・イェンの「特殊身分」を観ました。
‥‥うーむ。
アクションうんぬんというよりも先に、これはいわゆる「大陸製造ダメダメ映画」なのでは‥‥。
私としては、出演者はとても豪華なんです。香港マフィアのボス役にコリン・チョウ。アメリカ帰りの義理人情知らずのワルモノがアンディ・オン。彼の友人で、気の弱い小悪党がテレンス・イン。潜入捜査官のドニーを使ってる刑事にロナルド・チェン。お目見えシーン用の悪役にまで子雄さん(「古惑仔」のB哥役が有名な、例のちっちゃいおっさん)と羅恵光が配されているなど、私の好きな香港の悪人顔俳優そろい踏み。それにしてもみなさん、ワルい顔してますなあ。あ、ドニーのお母さん役では鮑起静おばさまが、ムダにいい演技をしてらっしゃいました。
そう、演技のムダ。
といっていいくらい、特になんの演技もいらない物語と展開。見どころは、いったん始まると延々と続くアクションにつぐアクション。要するに、潜入捜査官のドニーが、かつての舎弟で今は仁義なきワルになったフンディ・オンと丁々発止で闘いまくる映画です。出だしは香港、途中から大陸になって、最後は香港郊外での乱闘になるんですけど、別に舞台が移動する必要も感じないくらい。ていうか、架空の都市でもいいですよ。ってくらい現実感がない。「コールド・ウォー」とか「無間道」が大作家による何年かかがりの対策小説だとしたら、その小説だけをイメージ元にしてなんの資料もなく半月くらいで書きとばしたラノベって感じ。あんなに全身イレズミ(しかも首筋の何着ても見える位置に「道」って彫ってある…なんというあか抜けない…)の人が、犯人逮捕しただけでアッサリ警察に戻れるはずないじゃん。しかも、家にポリスカード届けに来て「今日から復帰だよ」とか、ありえへんし‥‥。
でもって、肝心のアクションはというと、たぶん異種格闘を観て、それを取り入れたくなったのでしょうな。けど、現実の戦いで、腕ひしいで床をぐるぐるしてもどーにもならん気がするし、映画の「絵」としてもイマイチ‥‥。うーん、そもそもこれが金像の動作にノミネートされているのはなぜ? ドニーだから?? -
「狄仁傑之神都龍王」
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2014.04.07 Monday 07:20そして、最後のライバルがこいつ。
いやー。ツイ・ハークっていう監督はホントに「気宇壮大」という四字熟語を体現したようなお方です。
すごいのは、画面からこの人の「描きたい!」という気持ちがバンバンあふれ出ていることと、そのあふれ出方がデビュー以来いっこうに減らないことです。この作品と「スォーズマン東方不敗」とで、熱っぽさはまるで変わらんっていうのは本当にすごいことです。
難をいえば役者たちが若すぎて(なにしろ、則天武后役のカリーナ・ラウ以外は誰もわからんし、若いのはみんな同じようなイケメン顔)ハッタリが効いてないことですが、そのへんはCGとかの現代技術でカバーしちやってるところもさすが。次々と繰り出される、アニメーションもびっくりの必殺武器や必殺技に、しばし若返った気持ちで「おおー!」と楽しみました。
きっと、描きたいことが多すぎて、前作の主役アンディ・ラウの体が空くのを待っていられなかったんでしょう。主役に採用された若者は、どこをとっても取り柄のない、次に観てもわからないだろう感じなのがや残念ですが、彼をなぜツイ・ハークが選んだかというと「なぜ僕が選ばれたかって?僕にもよくわからないんだけど、ツイ・ハークにいわせると、僕は「いかにもきのう洛陽からやって来たみたいな顔だ!」なんだって」(主役の青年がメイキングで語ってる話)‥‥洛陽っぽい顔ってどんな‥‥??まっことツイ・ハークというのは彼自身が武侠小説の怪人みたいな、気宇壮大な人です。実はうちのおにいちゃん、「セブンス・ソード」で最初、武術指導にツイ・ハークからご指名されていたのですが、「監督の話を聞いてるうちに、だんだんオソロしくなってきてさあ。だって、「かつてこの世に存在したことのない剣術の型を考えてほしい!」なんて目ェぎらぎらして語られちやうんだもん。ダメだ、この人の世界を作る手伝いは恐ろしすぎる、と思って‥‥結局、断っちやった」
話は、狄仁傑の若い頃のエピソード。軍船が海で怪物に襲われ、それを鎮める祭りの巫女に選ばれた花魁がまた、水かきのある怪物にさらわれそうになる、という事件を彼が解決します。けど、さすがはツイ・ハーク。幻想的な世界を描きつつも、結論としては「この世に不思議なことはなにもないのだよ」。
しかし、あの若造がのちの梁家輝氏演ずる沙陀になるってのだけは納得いかんな。
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私の超能力
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2014.04.10 Thursday 21:39昔から私は、香港に氾濫するワケのわからない間違った日本語看板を正しく読むことが得意で、そのことを「超能力でわかった」と表現します。ホントに、なんの手がかりがあるわけでもないのに、ピンときてしまうのです。
さて、今日のこと。
新しい学校でも、私が香港に旅行しなければショボンとして役立たずになってしまうので、止めずに行かせてくださいよということをアピールするために、まずは香港映画ファンだってことを職員室で小出しに語っていました。そしたら、反対側に座っていた若い男の先生がクルリと振り返り、言ったのです。
「ああ、香港映画ですか。僕も以前はけっこう観たんですよ。あの、ユン・チョウ・ハってのが好きでねえ」
私は一瞬、よくある韓国との間違いかと思いました。しかし次の瞬間、超能力が作動しました。
「チョウ・ユンファのことですね?」
正解でしたとも。どうですか。この超能力ぶり。 -
「コールド・ウォー」の日本語吹き替え版
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2014.04.12 Saturday 06:45日本版には日本語吹き替えも入っているので、わくわくしながら夕べみんなで観ました。やはり「ワンナイト・イン・モンコック」と同じように、ものすごい低音の洋画しゃべりをする男たちばかりが配役されていて、ノワール色が増していました。アーロンも低いシブい声。おにいちゃんも、いかにも洋画の脇役っぽい、アーロンよりさらにシブい声。だから例の、車の中の幻聴なんかは、あきらかにビンセントが攻めなんですね(笑)って感じになっちゃってました。
そして!なんたってすばらしいのは、アンディ・ラウ演ずるロク保安局長が井上和彦の声でしゃべること!
かっこいいー! 毅然とした二枚目っていう雰囲気がいや増してるー! この声でしゃべるアンディ・ラウなら、特首(香港特別行政府長官)になってもらいたーい! -
ああ、くそう。やっぱりやられた。
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2014.04.13 Sunday 23:31ユエン・ウーピンにとられた。動作設計。
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修学旅行に行ってきます。
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2014.04.25 Friday 04:26日曜の深夜に帰ります。
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