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金像獎
⋯ ばかな!
| 星野ケイ | 星野ケイ | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ものすごく後悔中⋯
 思えば十数年前⋯その年始まったばかりの金紫荊奬で助演男優をとったから、絶対だと思って金像獎を見にいかせてもらったんだよ⋯。でもって今年はすでに台湾で金馬獎とってるから絶対だと思ってたんだよなあ⋯。っていうか、プレゼンテーターのエリックツァンも封筒開けたとたん顔色変えて絶句したんだから、みんな気持ちは一緒だったんだろうけど⋯。(ジャッキーチェンファンのみなさま、ごめんなさい、。でも、よりによってものが十二生肖であるのがまた納得いかんです⋯あれにやるなら、その前にやるべきジャッキー映画がたくさんあるはずですよ⋯)
| 星野ケイ | 星野ケイ | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
気をとりなおして

 映画の話をしましょう。

私はかつて、一度だけチェン・イーキンにメロメロになったことがあります。その映画のタイトルは「第一戒」。しかしそのとき私の魂をゆさぶったのは、彼が普段のイカした彼とはまるで別人の、クタクタのコートを着たベテラン刑事の疲れた感じをものすごく上手に演じていたからでした。

 そして、ついに! この私が、「カッコいいチェン・イーキン」にメロメロになる日が!!

 いや、ほんとに。この映画のチェン・イーキンほど「……カッコいい!美しい!」と思ったことはありませんでした。危うく恋に落ちるところでした。フラフラになりました。立ってても座ってても戦ってても負けててもカッコよく美しい! それどころか、泣いていてもカッコいいチェン・イーキンを見る日が来るなんて(失礼)!
 その映画とは「忠烈楊家将」。例の、元は史実らしいけど最後は荒唐無稽な武侠モノになっちゃう、テレビや映画でよく描かれてるあの楊さん家の七人兄弟の物語です。イーキンが演じるのは、常に冷静で頼りになる長男。イーキンが長男!?いえ、これがホントにハマってるんですってば。
 難をいえば七人兄弟の個性があんまり描き分けられてなくて、それが七人も並んで出てくるのでうっとおしいところもあるんですが(特に大陸の役者が演じてる数人は顔の見分けをつけるのが精いっぱい…)、その中でもイーキンの長男は突出して美しいのです。そもそもイーキンは現代モノより古装のほうがしっくりくる不思議な人なんですが、それにしても、これほど輝いて見えたのはホントに初めてでした。もーこの長男を思い出してるだけで三日はウットリできそう。

 あ、それと七人兄弟のお父さんには、映画出演自体がずいぶん久しぶりのチェン・シャオシュー。この人も古装だと映えますねえ。

いやー、いいですよチェン・イーキン…。
(我ながら、自分の台詞とは思えんな)

 で、この話が終わった場面から「女ドラゴンと怒りの未亡人軍団」の話が始まるわけですな。まるで続きものの映画を逆から見たような感じでした。

 

 

| 星野ケイ | 星野ケイ | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
「同胞」
 私はそもそも、小説なんかもキャラ読みをする人です。シリーズキャラが出てくるものは、駄作でもつい読んでしまいます。そういう私としては、「C+偵探」「B+偵探」ときて三作目ということで、めちゃめちゃ楽しみにしていた映画でした。

 ……うーん。

 お話は、第一話から主人公の陳探(これがアーロン)が追い続けていた両親の死の真相を明らかにする、というのが骨子です。両親を殺した相手がマレーシアにいるらしい、ということで陳探は当地の探偵に依頼します。でもって、その探偵が張家輝くん。
 
 ときたら面白くないはずない! 
 
 ……と思ったのになあ。

 張家輝くんはどうしたのでしょう。なんか遠慮があったんでしょうか。というくらい遠慮したキャラ造形で、まずはそこが残念。見かけは六十年代からタイムスリップしたみたいなのに実はなんでもできるスーパーマンみたいな優秀な探偵…という設定を、ほんとになんのひねりもなくそのまんま演じてるところが問題なのでしょうか。双子の弟がヤク中で監獄にいるという設定で、一人二役なのも意味不明。弟のほうは短髪の超シャープな感じの造形になってるけど、別にそんな必要もないような。うーん。そもそも、なんで一人二役?片方は最後まで監獄にいて、絡むシーンないのに。

 陳探の両親の謎も、びっくりするくらいひねりがなくて、それこそ香港だったら三日に一度くらい新聞に載るくらいの事件だし。黒幕も、悪そうな人がほんとに悪かっただけなので、なんの驚きもないし。その見付け方も、知り合いの知り合いをたどっているうち、偶然たどりついちゃうだけだし。

 だいいち、前の二作であんなにキャラとしてたってた陳探が、ぜんぜん精彩なし。これじゃただのアーロンじゃん。ちっともアーロンらしくなくて、「陳探」っていう別の人間に見えたからこそ、私はこのシリーズに夢中になれたのに。

 張家輝くんの、めちゃくちゃ強いけどぜんそく持ち、という設定も全然生きてない。「いいとこでいつもぜんそくが出る」みたいなお約束ギャグをやるかといえばそれもなく、いざというときは精神力でぜんそくを克復しちゃうんなら、そもそもこんな設定いらんじゃないですか。兄貴が優秀すぎて弟がグレたと言われても、弟は見かけがシャープで言うこともしっかりしてて兄貴よりハンサムで(同じ人なんだけど)(笑)、別にコンプレックスもつ必然性もない気がするしさ。

 ああ、でもモッタイないなあ。なんとかできないかなあ、この設定とこのキャラ…。
 
| 星野ケイ | 星野ケイ | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
「葉問 終極一戰」
 ……ヘンな映画でした。

 目指しているのは記録映画なのかエンターテイメントアクション映画なのか、まずはそのへんがよくわからないというか。淡々と史実を追っているのに、アクションになったとたん「ありえねー」って感じのスーパーカンフーになるし。香港で実際に起こった時事問題をやたら織りこんでるけど、だからといってそれがストーリーに゜絡むわけでもなく。なんか、どこに気持ちを合わせていいか困ってしまいました。
 たぶん、描きたかったのは「本物の葉問ってこんな人だったんだよ」なんだと思うんだけど。それも、トリビア系のウンチクを自慢してるみたいな感じで、そんな史実を知っても観客はあんまり嬉しくない……。

 というのも、実はドニー・イェンが演じてあんなにかっちょ良かった葉問先生なんですけど、香港に来てからは、アヘンに耽溺したり、ナイトクラブのホステスにいれあげて同居したり、金持ちの弟子をとって、豪華な車の送り迎えで出げいこをして陰口をたたかれたりと、あまりかんばしくない後世を送ってるんですな。私はたまたまモノの本を読んでそのことを知っていたけど、だからといって映画でそれを描く必要はないと思ったので。ドニーによる英雄物語で充分いい。
 今回、そのホステスにいれあげたりアヘンを呑んだりする葉問を演じているのは黄秋生なんですが、それでも基本的にはドニーの演ずる葉問のイメージのまま人格者として演じているから、よけいにヘンな感じがしてたまりませんでした。じゃあ、わざわざそのエピソードを描かなくてもいいじゃんか…。「人格者の葉問先生」だけにしとけばいいのに。

 しかしこの映画にも見どころはあります。なにしろ、語り手である一番弟子を演ずるのが洪天明! …正直、彼が映画でこれほど目立つ役を演じたのを見たのは初めてです。でずっぱりだし。しかも、本人の性格そのまんまの、お人よしで育ちのよさそうな世話好きの好青年。争いを嫌う、街のみんなのなだめ役。なのにカンフーをさせるとメッチャ強いなんて、オイシイ設定じゃありませんか。難をいえば、結婚してからは太っておデブになったという設定なのですが…あれだけのプロポーションの人が、腹に詰め物しただけで太ったように見えるはずないでしょ。私ゃ、なんか腹にできものでもできてるのかと思いましたよ。いくら史実で一番弟子の人が太ってたからといって、それは無理すぎ。(思えば「アイ・インザ・スカイ」のサイモン・ヤムの腹の詰め物もひどいですな。あんな感じの不自然さですよ)

 それと、弟子の中にメチャクチャ好みの女の子がいる!と思ってたら、twinsのアキウだったりして大笑い。私、やっぱりあの子の顔が好きなんだなあと再確認しました。演技は阿saのもんだけど、アキウはあの顔がいいんだよ…。

 それと、ライバルの白鶴拳の師匠(ドニー版でいうサモハンがやってる役)がエリック・ツァンで、笑わせるつもりかと思いきや、ものすご真剣にカンフーさせてたので感心しました。
 ちなみに、タイトルにもなってる最後の一戰で葉問先生の相手をするのは熊欣欣さん。(一番弟子の天明が相手をするのは羅恵光)。…そりゃあもう、スーパーカンフーになりますって。
| 星野ケイ | 星野ケイ | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
にーちゃんは
 20日にはマカオでイーキンのコンサートのゲストして、22日は獎門人の撮影のため福岡に来るんだそうな。……あいかわらず忙しい人だなあ…。
| 星野ケイ | 星野ケイ | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
香港が足りない…

  普段は香港に行ってる間、足元から空気から全身で充電してるキモチなんだけど、さすがに先日の金像獎は充電よりも消耗のほうが激しく…新学期がはじまってタタカイの日々が続いているので、ものすごく自分自身に香港が足りない気がします。体に充電ランプがついてたとしたら、きっと赤色に点滅してるだろーなって感じ。

 そんなときにこんなものを発見。

http://www.hankyu-travel.com/tour/detail_i.php?p_hei=51&p_course_id=MN002

 うーん。松山発着に参加するメリットは、そこで香港好きな人を見付けるかも、という期待だけなんだけどなあ。どうしようかなあ。でも前回は、思い切って参加してみたおかげでシェリーさんという逸材と知り合えたことを思うと……。

それにしてもこのLホテルとやら。なんちゅう不便な…。海洋公園のそばじゃありませんか。

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