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2022.12.13 Tuesday
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金馬獎
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2012.10.03 Wednesday 07:14よし!にーちゃんは「車手」の動作設計でノミネートだ!
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「天を映す早瀬」
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2012.10.07 Sunday 21:46「そんな映画のタイトル知らんぞ」と思ったですか。ごめんなさい。これ、映画じゃなくて小説なんです。アメリカの女性推理作家、ローザンって人の書いてるシリーズの7作目。
なんでそんな小説を紹介するかといえばもちろん、舞台が香港だから。そして、外国小説の中で、これほどきちんと描かれた香港の描写は読んだことがない!というほどきちんと描かれていて、感心しちゃったからです。どれくらいきちんとしてるかというと、私でさえ二度ほどしか歩いたことのない、かつてダイヤモンド・ヒルにあったバラック街の奥の奥までちゃんと描写されてるし、いちいち中環のフェリーピアから九龍側に戻るし、そのときも「地下鉄で一気に帰ったほうが樂なのに」などとさりげなく書かれているし、長州島の風水のいい側にいくと墓地だらけだし、アメリカの癖でタクシーにチップ払って怪訝な顔されるし、路地では「赤と白と青の縞模様のビニールで屋根を作った屋台が立ち並んで」いるし、半山区では野外エスカレータにのったアメリカ人の主人公の片割れが「中国人は天才だ」と感心するし、主人公たちは夏の香港の湿気と過剰な冷房に苦しめられるし、日曜日の中環はフィリピン人のメイドで埋まってるし。もちろん作者はアメリカ人なので、些細なミスもありはしますが(海洋公園に付属のホテルがあったり、香港の警官がポリスカードじゃなくてバッヂを見せたり)、そんなの些細なこと。
何より、登場するマーク・チュワンという香港警察の刑事さんが、「太目でコメディアンのようなおどけた外見」をしてるけど、実はカンフーの達人で聡明な正義漢で、しかも!「唇の上に白い切り傷がある」という設定!それってまんま、サモハン・キンポーじゃないですか皆の衆!!
リディア・チンという、ニューヨークのチャイナタウンで私立探偵をやってる中国人の女の子と、その相棒の白人男が主人公のシリーズです。現在まで十巻出ています。最初は作者が中国系かと思ったくらい、どの巻でもきちんと中国人の価値観や心の動きが描かれていて、ううむとうならされます。そのうえ、こんなに上手に香港を描かれてしまっちゃあタマランなあ…。
「これまでに香港で体験した冷房はどこもそうだが、車内の冷房は適温より五度ほど低く設定されていた。最初はそれと気づかないが-地下鉄、タクシー、ホテルなど場所を問わず、どこでも入った当座は天に昇ったな心地になる-外に出るころには、背中をあぶる太陽につかの間といえども感謝をささげたくなるのが常だ」
「洋書専門店に日本食の軽食堂、新聞売り、公衆便所の前を過ぎた。フェリーのターミナルビルディングの外は手すりのついた遊歩道になっていて、対岸で朝日を浴びる香港島のスカイランがいきなり目に飛び込んできた。まるでニューヨーク絵巻を広げ、霞がかった陽光にも明るく輝く数多の有名ブランドの巨大なネオンサインを書き足して、首を巡らせなければ見渡せないほど長い海岸線に迫る山腹に立てかけたかのようだ」
……ね?
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不在予告
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2012.10.09 Tuesday 20:02えーと。
ちょいと映画見てきます。
14日には戻ります。
戻ってきてヘンな感じに暴走してたらゴメンなさい。 -
『寒戦』見たよ
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2012.10.11 Thursday 03:21確かに『無間道』の衝撃に匹敵する出来だけど。この後十日ぐらいこの映画のことばかり考えちゃいそうだけど。惜しむらくは腐女子の萌えポイント(笑)がないので、出来ほどの人気にならないかもしれないです。とにかく『十年に一度の傑作』という前評判には偽りなし、かな。見てる間、前の座席でアーロンとにいちゃんがイチャイチャ(笑)してたのは最大の萌えポイントかも。ほら、恋人役やってるうちに恋してる気がして付き合い始めちゃうみたいに、親友演じてるうちに親友気分になっちゃったのかしら。同い年で同じぐらいの大きさ(というのは例によって大いなる錯覚だけど)の2人がクスクス笑ってモゾモゾ突っつきあってイチャイチャしてるのはめっちゃ可愛かったですが。
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今日も映画見た
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2012.10.12 Friday 01:34しかも三本も!レビューは後にしても、とりあえずタイトルをメモ。えーと、『消失的子彈』(イータンシンの映画なんだけど、思いもかけずにいちゃんが出てて得した気分)『太極』『男人如衣服』こんなに見たのに今日はディズニーのハロウィンにも行って、しかもまだ見てない香港映画が二本も残ってる!なんて幸せなひひ
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今から戻ります
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2012.10.14 Sunday 00:49昨日は『第六誡』、今日は『銅雀台』を見ました。みたいもの見て、会いたい人に会って、買いたいもの買って、食べたいもの食べて。あんなこと書いたわりに、今はけっこう『寒戦』ネタで煩悩できてます(笑)(しかもお相手が林家棟!)
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戻りつつあります
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2012.10.14 Sunday 09:11国内の移動がたまらんですな、この国は…。ロスタイム大嫌いな私がどう無茶をしても、どうにもならない、この1時間以上の乗り継ぎ待ちよ…。昨日は元朗(正確には錦上路)で土日だけにやってる跳蚤市場(ノミの市)に行ってきました。手芸好きが自分の作品を売ってたり、どこの倉庫から出てきたのかわからないようなレトロ香港道具やおもちゃ、懐かしい麦葱餅みたいな昔の香港の駄菓子…。タイムスリップした気分で一日ブラブラできました。それはいいけど錦上路ってこの間出した『西方警察』の舞台ってことにしてたんだよね。まずったな…警察総部の建設予定地の真ん前で毎週フリマが開かれてしまう…わ
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「寒戦」を観るつもりの方に、おせっかい
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2012.10.16 Tuesday 17:35出演者や監督たちに「どうだった?」と聞かれたとき、私は素直に「面白かった」といえず、「うーむ、うーむ」と悩んだ挙句、「まだ頭の中で消化できてません」と答えて、悲しい顔をさせてしまいました。いや、決して面白くなかったわけじゃなく。この映画、香港警察のあれこれを知らない外国人が見ても本当に面白いんだろうか、と心配になったから。
まずは、アンディ・ラウが扮しているのが「保安局局長」。この部門の意味がわからなければ、そもそも話が理解できないかも。
保安局というのは、香港で消防署やら警察やらヘリ救助部隊らの、いわゆる「規律部隊」を統括する部門。日本に似ている部門がありません。強いていえば内閣調査室?国家公安委員会?いや、どれも違う。保安局の局長と言うのは、つまり大きな意味での香港の平和と安全を守っているわけです。
次に、警察のトップが警務処長であり、その下に二人の副処長がいることについて。一人は「行動部」を統括し、もう一人は「管理部」を統括しています。行動部はおおざっぱにわけて、刑事部門と支援部門。管理部は人事や財政、情報系統。ここで注意しなくちゃいけないのは、だからといって管理部の副処長が文職の生え抜きというわけじゃなくて、こっちも行動部と同じく、刑事稼業でさんざん叩き上げた捜査のベテランであること。じゃあどうしてその人が管理部に選ばれるかというと、それは法律についての知識があるとか、行政職の資格もとってるとか、いろいろな原因があるみたいですが。つまり、人の能力がゲームのようにデータ量であらわされるとしたら、管理部副処長のほうが所持しているアイテムが多い=より有能である可能性が高い(しかし、絶対そうともいえない)。一方、行動部のトップはそれだけで第一線の刑事たちから支持され慕われるという利点があり。そのへんがわからないと、映画の中でのアーロンと梁家輝の対立がワケわからなくなるかも。
でもって、香港オリジナル組織の廉政公署(ICAC)。これはいろいろな映画に描かれているので香港映画ファンなら知ってるでしょうけど、かつて警察の汚職や腐敗に嫌気がさした人々によってつくられた、公職についてる人の汚職や腐敗を取り締まる組織。これと、警察映画によく出てきて刑事を停職にしたりする「内部調査科」というのとは、実は別の組織です。(内部調査科は警察内部の自浄のための組織)
そういうわけなので、アーロンと梁家輝はアンディの部下であるけれど、ICACの主任捜査官アーレフ・リーくんは別の組織に属しているので、別に言うことを聞く義理はないわけです。逆にアンディもアーレフくんたちの捜査については口出しする権限がありません。
ってことは、香港人ならわかってる事実だから、映画を観るうえでなんの障害にもならないんですけどねえ。 -
確かにこれは「なんじゃこの映画」だな…
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2012.10.17 Wednesday 16:07
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ありゃ?「寒戦」の上映が…
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2012.10.18 Thursday 18:01金馬獎のオープニング上映に選ばれたせいでしょうか。今日からのはずが、11月8日からに伸びている……。
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