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2022.12.13 Tuesday
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【同人誌】万華鏡の悪魔 2
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2007.02.14 Wednesday 09:34万華鏡の悪魔 2
■ 発行日 2007年 2月 14日
■ コピー本、A5サイズ、26P
■ 小説
■ 星野ケイ(著)
■ 『万華鏡の悪魔』シリーズ第二弾
中環警察署。
続きは本文で。
この建物は、香港政府から歴史建造物指定を受けている。といえば聞こえはいいが、要するにオンボロだということだ。
間に合わせのように取り付けられた廊下の蛍光灯が白亜の壁に反射して、すりへった床の上に複雑な明暗の縞を作っていた。このレトロさが受けて、映画の撮影に貸し出されたこともある。カナンも自分がスタントマンになる前、そんな映画を観た覚えがあった。
「ここで待ちたまえ」
ぶっきらぼうにナイジェルが言った。
その声に反応して、室内の刑事たちがサッとこちらへ目を向けた。深夜勤務のせいか、誰もがかなり不機嫌そうだ。
「ちぇっ」
カナンは密かに舌打ちをした。
昨日の同じ時刻には、ミラとの初デートを思い浮かべてワクワクしながら、シャツにアイロンをかけてたのに。
手錠の重みを改めて実感して、とほほと泣きたくなった。
せめて警察署に入ったんだから、手錠ぐらいは外すべきじゃないのか。くそ、人権蹂躙で訴えてやるからな。
恨みをこめて、ナイジェル刑事の背中を睨みつけた。 -
【同人誌】走無常
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2007.02.14 Wednesday 17:09走無常
■ 発行日 2007年 2月14日
■ コピー本、A5サイズ、36P
■ 小説
■ 星野ケイ(著)
■ 『走無常』
「待て!」
続きは本文で。
といわれて待つやつはいないと思いつつ、一応はそう言ってしまうのが刑事の性というもの。
「この野郎!逃げると撃つぞ!」
脅しもかけてみたが、遙か前方を疾走する長身の背中は一瞬も立ち止まったりしなかった。非番の警官は銃など持ってないだろうとタカをくくっているのか(香港の犯罪者がそんな呑気なことを考えるとは思えないが)。はたまた、自暴自棄になっているのか。
「くそ!」
ラリーは舌打ちをして、また走りだした。
まったく今日はツイてない。 -
【李修賢*記事】コメディ古装ドラマ
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2007.02.20 Tuesday 00:51
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